メンズメイク流行の歴史とコスメティックアイテム
最近、男性もメイクをすることが常識になりつつあることをご存じですか?
わたし自身、メンズメイクの練習をしているところなのですが、現代男性は美意識がとても高いです。
メンズメイク用もしくはジェンダーレスに使用できるコスメも増えてきましたよね。
今回は、皆さんと一緒に、メンズメイクの流行を追っていきたいと思います。
メンズメイクの始まりはいつから?
ビジュアル系と呼ばれたアーティストたち
80年代、RCサクセションやYMOなどメイクをするミュージシャンが活躍し人気を集めます。
日本ではメイクをする男性アーティストは「ビジュアル系」と呼ばれていました。
XJapanがその立役者であり、メンズメイクというよりはステージでのメイクを常にしているという印象だったと思います。
90年代後半には、ビジュアル系バンドが一般的にも広く流行し、街を歩く男性にも細眉の流行がみられました。
韓流ブームの到来
現在のK-POPブームにつながるメンズメイクの始まりは、東方神起に代表される2000年代の韓流ブームからです。
韓流ブームは冬のソナタというドラマから徐々に広まりを見せ、ペ・ヨンジュンやパク・ヨンハなど韓国男性の魅力が知れ渡っていきました。
日本人男性よりちょっとだけメイクをしているかな?というナチュラルなメイクが現在のメンズメイクのルーツを感じさせます。
2003年デビューの東方神起は、より現代の流行に近い肌や眉、アイラインなどのメイクを施した容姿となっています。
ビジュアル系流行時には一般男性とビジュアル系男性の間は大きく離れていましたが、よりナチュラルなメイクの韓国俳優、ボーイズグループの流行により、一般男性がメイクに興味を持つ流れができたのです。
現代のメンズメイク
K-POPグループの影響
K-POPの流行が男女ともにもたらしたのは、実は、ハイライトやノーズシャドウなど、陰影により顔に立体感を出すためのコントゥアリングです。
陰影を利用して顔の印象に立体感をもたらすので、ナチュラルな仕上がりになり、男性も取り入れやすい方法です。
画像はBTSのテテさんです。
眉、肌、コントゥアリング、唇、目元など全体的にメイクをされていますが、ナチュラルにかっこよさを引き出していますよね。
メイクアイテムも、男性でも取り入れやすいようなマットな商品がたくさん登場しています。
メンズ化粧品にもメイクアップ用品が登場
メンズ化粧品の2大ブランド
UNO
BBクリームを中心に、肌色を補正する商品がラインナップされています。BBクリームはカバー力別に4種類。
青ひげやニキビ跡などをカバーして肌をきれいに見せてくれます。
ギャッツビー
BBクリームの他、コンシーラーやカラーリップなど、メイク上級者向けのアイテムもあります。
女性用ブランドがジェンダーレスなイメージに
ヴィセ
性別に関係なく、ジェンダーレスなアイテムラインナップが豊富なヴィセ。
アイシャドウやチークなど、幅広いアイテムが男性にも使いやすいラインナップになっています。
まとめ
男女問わず、かっこよく、美しく、理想に近づく努力をしたいものですよね。
メンズメイクという手段が表れたことで、それを叶えやすくなるといいなと思います。
「やり方がわからない!」「アイテムの選び方を知りたい!」という方はぜひ、ご相談いただければと思います♪
【参考】
UNOブランドサイト/https://brand.finetoday.com/jp/uno/
ギャッツビーブランドサイト/https://www.gatsby.jp/
ヴィセブランドサイト/https://www.kose.co.jp/visee/index.html
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