アピラボbyメーキャップラバーズ

大事な時に突然のニキビ!そんな時どうする?

はじめまして、こんにちは。

 

臨床化粧療法士®の谷井香菜です。

 

今年の夏は一際暑かったですが、あっという間に肌寒くなり2024年も残りわずか。皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 

個人的な話題となりますが、私にとって、2024年は入籍、引越し、それに伴う転職、結婚など、ライフイベントが一気に押し寄せ、長かったような短かったような、非常に目まぐるしい一年でした。

 

その経過の中で、突然の肌トラブルにも悩まされた場面がありました。

 

今回は、このことについて考察しながら、情報共有をしてゆきたいと思います。

 

突然のニキビ!そもそもニキビとは何?

 

大切なイベント前に、ニキビ等お肌のトラブル。

 

ご経験がある方も多いのではないでしょうか。

 

見つけた時、ドキッとしちゃいますよね。

 

そもそも、私たちが思春期の頃からニキビと呼んでいるものは、いったい何者なのでしょうか。

 

ニキビとは?

 

ニキビとは、医学的には、尋常性ざ瘡と言って、皮膚に起こる炎症の一つです。

 

主に、皮脂の過剰分泌が原因で毛穴に皮脂が詰まったり、毛穴の出口の角層が厚くなり毛穴をふさいでしまうことがきっかけで、それを好むアクネ菌が増え起こるとされています。

ニキビができた原因の考察

 

20代以降にできるニキビは、過剰な皮脂分泌によって起こる思春期のニキビとは違い、ストレスや不規則な生活、睡眠不足など生活のあらゆることが影響していると言われています。

 

私…挙式前の生活を振り返ると、思い当たるものがあります。

 

①引っ越しによる環境の変化

 

10月中旬の挙式に向けて、日々準備を進めて当日まで残り2週間というときに家族の仕事の関係で都道府県をまたいでお引越しをしました。

 

そして、挙式は地元で挙げるので荷物搬入の関係で、引越して1週間ほどで地元へ。

 

環境もころころ変わり、忘れ物が絶対にないようにと常に気を張っていました。

 

 

②緊張による睡眠不足

 

元々、楽しみな行事の前はなかなか眠りにつけない私。

 

挙式の準備は余裕を持って行っていたので徹夜で準備するということはなかったのですが、1か月ほど前から夜中に何度も目が覚めることが続き、眠りの浅い日々でした。

 

楽しみな気持ちもありながらも、このタイミングで感染症にかかったらどうしようとか、台風が来たらどうしようとかいろんな心配もありました。

 

 

食生活の一時的な変化

 

普段は家でご飯を作って食べることがほとんど。

 

できるだけ野菜多めの食生活を心掛けていますが、遠方への引越しで冷蔵校の中身を空にするため、引越し前後は外食などに頼ることが多く、栄養バランスの偏りが見られていました。

 

これらの生活を続けた結果、挙式当日の5日前になんと鼻の下にポツンとニキビが誕生してしまいました!

ニキビができたら、どうする?

 

ニキビは出来ないように過ごせるのが一番。

 

とはいえ、私の様に、健康な方でも、日々の生活の中でどうしてもニキビで悩まされる場面がしばしばあるかと思います。

 

もし、ニキビが出来てしまったら、どのような対策が理想的か、いくつか挙げてゆきます。

 

手で触らないこと

 

手には見えない雑菌がたくさんいると言われています。

 

もちろん私も、手で触らない、つぶさないことを意識しました。

 

正しい洗顔方法の実施

 

臨床化粧療法士®としてご指導させていただいている通り、とにかく洗顔を心掛けていただきたいです。

 

①洗顔ネットで石鹸をたっぷり泡立てる。

②手でお顔を擦らないように、泡で優しく洗う。

③顔をすすぐときは32-34℃程度のぬるま湯を手のひらにすくって優しくお湯をかけるようにする。

☆このときも擦らないように気を付けること。

☆優しく流しながらもすすぎ残しがないように注意すること。

 

 

 

十分な保湿

 

ニキビがある間は、なるべく肌に触れる機会を減らすため、オールインワンタイプの保湿クリームでたっぷり保湿します。

 

メイクの時もファンデーションをニキビのところにつけないように心がけると良いでしょう。

 

睡眠時間の確保

 

睡眠時間をたっぷりとることを念頭において、毎日7-8時間眠れると理想的です。

私がニキビ対策をした結果

 

完全に跡形もなくというまでの復活はできませんでしたが、上記のことに気を付けたおかげでニキビを悪化させることなく、挙式当日を迎えることが出来ました。

 

凹凸はほとんどない状態でしたので、本番ではメイクの担当の方が軽くコンシーラーを乗せてくれただけで全く目立たなくなり一安心でした。

まとめ

 

大切なイベント前のピンチでしたが、私は、正しい洗顔や保湿を行い、難を逃れることが出来ました。

 

同じような状況を体験した方のお力に少しでもなることが出来れば嬉しいです。

 

精神看護学の分野では、ストレスがかかる状況には結婚や昇進など、一見嬉しいライフイベントの変化も含まれることが言われておりますが、私も自分で経験してみて改めて感じました。

 

皆さんもライフイベントの変化のタイミングでは、いつも以上に自分の心の声に耳を傾け、生活習慣やスキンケアを気にかけ自分を労わってほしいなと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事を書いた人

谷井香菜

臨床化粧療法士®/看護師
大分県立看護科学大学卒。在学中デパートの化粧品売り場でアルバイトをする中でお化粧の心理的な効果を感じ、医療現場に活かしたいと考えたことがきっかけで化粧療法を学び始める。卒業研究では精神看護学研究室に所属。化粧療法について論文を学会にて発表。看護師として精神科・心療内科・ICUに従事。2024年に臨床化粧療法士®資格取得。「見た目による偏見」という社会課題の解決に向けた活動にも参画している。

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