アピラボbyメーキャップラバーズ

更年期女性の強い味方、今すぐできて有効的な、お金をかけないセルフケアを解説!

臨床化粧療法士®︎・メノポーズカウンセラーの河村しおりです。

 

最近の私は、女性更年期のヘルスリテラシー向上に関する仕事に携わる機会が増えました。

 

更年期症状の悩みの種類や深刻さは本当に千差万別で人ぞれぞれですよね。

 

私も世代的には更年期の入り口なのですが、持病の兼ね合いで20代から若年性更年期障害を抱えており、更年期症状とはもう四半世紀、長いお付き合いです。

 

研究ではないので、一概には言えませんが、個人的には、当事者の家庭環境や、経済状況と相関があるような気配を感じています。

 

欲しいと思った美容液、受けたいと思う治療や施術、欲しいものや、やりたいことに対して、自由に選択できる様な状況ではない方も割と大勢います。

 

そんな時に何が支えになるでしょうか?

 

それもまた人それぞれ、と言ったところかと思いますが、私が一番最初に思い浮かぶのは、やはり、セルフケアの大切さです。

 

女性更年期とセルフケア

 

結構たくさんある、セルフケアの種類

 

スキンケアだけではなく、ヘアケア、ネイルケア、ハンドケア、フットケア、オーラルケア、ボディケア、メンタルケア、食事、運動、入浴、癒しなど、お金をかけずに、自分のために自分でできるケアは、実は結構たくさんあります。

 

こちらのコンテンツの著者の一人、秋月イキ子さんのInstagramも同世代にとってのセルフケア全般において参考になりそうなので、以下に画像リンクを置かせていただきますね♪

 

↑Instagramリンク

リフトアップマッサージがおすすめ

 

今回は、「今すぐできて有効的なお金をかけないセルフケア」について、私個人の見解のもと解説してゆこうと思います。

 

昨年のお正月のことでした。

 

普段テレビをほとんど見ない私が、ふと衝撃の場面を目撃しました。

 

2024.1.3OA/TBS「さんま・玉緒のお年玉!あんたの夢かなえたろか30周年SP」より

 

「IKKOさんのコスプレをして年賀状を出したい」という視聴者の方の夢を、IKKOさんが直説叶えるという、心温まる企画でした。

 

番組内では、スキンケアの方程式ということで、スチームタオルから始まる6段階のステップがあり、いくつかの化粧水も紹介されていましたが、今回の本題はそこではなく、驚くべきは、このリフティングマッサージによるリフトアップ効果です。

 

まだ、メイクアップ前なのに、この変化、衝撃的ではないですか?

 

(もちろん違いますが)テープでも貼って引っ張っているのではないかと、目を疑うほどでした。

 

そして、同時に思い立ちました。

 

これと似たようなことが、セルフでもできるはず!

 

というわけで、私自身、独自のメソッドに約1年間取り組んでみました。

 

結果、一定の効果を体感しているので、今回はそのやり方とポイントをまとめたいと思います。

リフトアップマッサージのやり方とポイント

 

①顔全体をマッサージ

 

お手持ちの化粧水で、たっぷりの保水をした肌に、乳液やクリームなど保湿系の美容液を使いながら、手のひらの温度を意識しながら顔全体をゆっくりマッサージしてゆきます。

 

オールインワンゲルのようなアイテムでも構いません。

 

手のひらをフェイスラインの沿わせ、ぐっと持ち上げるように引き上げてゆきます。

 

ローラーや美顔器も良いですが、肌への過剰負担になり兼ねず、加減が難しく、何より高価なものですので、こちらも今回の本題とは逸れるので除外します。

 

②ツボ押し

 

また、顔には数多くのなツボがあります。

 

ツボが集中している、耳の周りや、ほうれい線の付け根にあたる小鼻のあたり、クマにあたる目の下部分など、意識して軽く指で押してみましょう。

 

 

マッサージの範囲は、頭皮や耳周り、デコルテなど、広範囲に渡ります。

 

特に、顔全体のむくみや血色感には、目の周りの血流量が大きく関係しているという報告があるようです。

 

③胸鎖乳突筋へのアプローチ

 

目の周りの血流量を増やすには、いくつかの動脈が分布する胸鎖乳突筋への刺激がとても有効的だとされています。

 

 

首を横に向け、耳の裏にあたる根本の部分を優しく掴み、刺激を与えたり、鎖骨に至るまで少しずつ掴む部分をスライドさせることでマッサージ効果が期待できます。

 

痛みがあったり、難しい方は、タオルの上からなど、さする程度でも良いでしょう。

 

④頭皮マッサージ

 

頭皮全体のコリをほぐすイメージで、生え際から百会、耳裏うなじから百会に向かって両手の指先を使いながらマッサージをしてゆきます。

 

たるみの防止や、顔全体の血流を良くする効果が期待できます。

 

ショート動画をYouTubeにアップしておきましたので、ご参加までに↓

 

まとめ

 

メイクをするしないに関わらず、以上の4つのポイントを意識しながら、洗顔後や、日々のスキンケアの延長上のリフトアップマッサージを取り入れてみていただけたら嬉しいです。

 

 

決して力任せにしないこと!

頭皮や首、顔の肌や血管はとても繊細で脆いです。

優しくいたわるように行いましょう。

 

 

洗顔やスキンケアすらも難しいという方は、思い出した時だけでもいいので、寝る前に横になりながら行ってみてください。

 

血流が良くなることで、リラックス効果も期待できるかも知れません。

 

何事も、無理のない範囲で行うことが一番大切です。

 

今回は、「今すぐできて有効的な、お金をかけないセルフケア」ということで、自身の体験からリフトアップマッサージをおすすめしてみました。

 

よろしければ、皆さんぜひ参考にしてみてください♪

この記事を書いた人

河村 しおり

臨床化粧療法士®
2002年指定難病SLE発病。一時寝たきりになるものの、長きに渡る闘病とリハビリの末、お化粧のちからにより社会復帰を果たす。2012年より理美容総合卸売業を経て、2017年4月、一般社団法人日本臨床化粧療法士協会を設立。学術研究に基づいたアピアランスケアの考え方を提唱。

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