アピラボbyメーキャップラバーズ

本当のアンチエイジングを目指すには?今日からできる年齢に負けない美肌づくりの方法。

こんにちは。

 

臨床化粧療法士®の秋月イキコです。

 

私事ではございますが、本年は4回目の年女となりました。

 

心身ともに、アラフォーだったころとはまた別の変化が起きていることをひしひしと感じている今日このごろです。

 

ここ最近は、

 

自分自身がここちよいと感じるエイジングケアとはどんなことだろう?

 

をよく考えます。

 

そんな私自身のセルフケアを見直すきっかけとなった今回は、実年齢に負けない美しい肌をつくるための、アンチエイジング美容について、書いてみようと思います。

 

 

アンチエイジングとは何か

 

皆さんは日頃、どんなアンチエイジングをしていますか?

 

アンチエイジングとは「加齢に抵抗すること」を意味します。

 

ヒトは、加齢に伴って容姿が変化してゆきます。

 

皮膚は、弾性繊維や水分や油分の減少により、しわやたるみなどが増えます。

 

脂肪は、萎縮し、顔の筋肉や骨格の変化により、皮膚と骨間の立体的な階層構造が変形します。

 

筋肉や骨は、筋肉量や骨密度の減少によって萎縮します。

 

これらの変化は、細胞や臓器の老化の結果ともいえます。

 

こういった老化のスピードを遅らせる美容法がアンチエイジング美容と言えます。

 

アンチエイジング美容は、大きく分けると医療ケアとセルフケアのふたつが挙げられます。

エイジング治療のリスク

 

アンチエイジング美容で一発逆転を狙える可能性を感じる美容医療。

 

日進月歩で進化を続けるいま、私個人としては美容医療には慎重派です。

 

なぜならば、美容医療でおこなうほとんどの肌治療が創傷治癒だからです。

 

 

 
創傷治癒とは、肌に意図的にダメージを与えることで細胞が自然と元の状態に戻ろうとする働きを利用する治療法です。
 
傷ついた肌が修復しようとする能力を利用するのですが、肌の傷はいわば細胞の破壊を意味します。
 
言い換えると、真皮の質の低下とともに見た目をよくする治療とも言えます。
 
 
例えば、創傷治癒でわかりやすいのがダーマペン。
 
ニキビ跡治療などによいとされますが、細かい針がついたペン型の美容機器で肌に微細な穴をたくさん開けて傷をつけ、肌の修復を促し美肌へ導くといった治療法です。
 
傷ついた肌がきれいになるメカニズムにおいて、肌が再生すると勘違いしがちですが、肌の修復はされますが再生したわけではありません。
 
完全に元通りに戻ることを再生と言いますが、人間の皮膚では再生は起きません。
 
 
一度壊れた細胞は元の状態に戻ることはないのです。
 
 
皆さんもご存知かと思いますが、美容医療はその殆どの治療が一時的な見た目の改善には優れているものの、元の肌質を犠牲にして形を変える治療とも言えます。
 
美容医療では見た目を若く見せる肌をつくることはできますが、若い肌をつくるのではありません。
 
創傷治癒を繰り返した皮膚は、外見からは見えない何らかの変形が真皮の中では起きていることを知らなければなりません。
 
 
昨今、美容医療が原因で生じた身体被害の治療に対し、健康保険の適用は無効である問題があります。
 
 
心身を美しくするための治療が一転して不健康になってしまうリスクがあります。
 
若年層のエイジングケアの手段のひとつに美容医療があるかと思いますが、本当のアンチエイジングとは何なのかをよく考えなければいけません。

年齢に負けない美しい肌をつくろう

 

臨床化粧療法士®としてエイジングケアでひとつ言えることは、

 

「品のある美しい肌をつくりましょう」

 

ということです。

 

「品のある肌」とはどんな肌でしょう?

 

 

さて、あなたにはどんな肌悩みがありますか?
 
乾燥肌、敏感肌、脂性肌、いろいろな肌質がありますね。
 
キメが粗い?毛穴が広がっている?角質が厚くゴワゴワしている?肌悩みの原因は、たいてい自分がしてきた間違ったスキンケアの結果であることが多いです。
 
肌をいじめてきた人ほど、肌質の悩みが多いように思います。
 
加齢に伴って現れるしわやたるみ。
 
これはヒトの進化の結果です。
 
私個人の考えに過ぎませんが、45歳を過ぎたら顔の造形美よりも肌の質の美にこだわるべきだと思います。
 
しわがあっても、たるんでいても、肌いじめさえしなければ、血行がよく、肌のキメが整っていて、見た目も美しい品のある肌でいられるはずです。
 
 
美しい肌をつくるには、特別なケアや、高価な化粧品を使う必要があると考える人が多くいますが、実はその必要はまったくありません。
 
 
化粧品の質より、化粧品をどのように使うか、毎日のお手入れの質のほうがよっぽど大事です。
 
実際、私が月に一度行っている高齢者施設での美容教室。
 
こちらにご参加くださる方々の肌はとても美しいです。
 
化粧療法の美容プログラムでスキンケアやエクササイズをしますが、全身の美のために単純なことを淡々と行っています。
 
結果、美しい肌のおばあちゃんとおじいちゃんがたくさん存在します。
 
皆さん、実年齢よりもかなり若い見た目です。
 
若者と比べものにならないくらい肌艶がよく、つるんとしていて綺麗ですよ。
 
 
肌質が低下したり細胞を傷つけたりするようなケアをしないこと。
 
また血行がよくないと、皮膚はきれいになりません。
 
 
アンチエイジングのスキンケアでは、単純に、単純なことを、淡々とやることが、肌にとって一番よく尊いものです。

美肌づくりの3つの基本

 

美しい肌をつくるには、毎日のセルフケアが必須です。
 
前回記事でも述べておりますが、美肌づくりの基本は「いつもの食事・スキンケア・生活習慣」の3つです。
 
食事に関しては言わずもがなバランスの良い食事をするといったところ。
 
スキンケアに関しては健康な肌をつくるお手入れをするなどがあります。
 
前回の記事でもご紹介しておりますのでこちらをご覧ください。
 
■ 美しい肌をつくる食事
 
■ 美しい肌をつくるスキンケア
 
 
美しい肌をつくる生活習慣に関する美容法は、特に以下をおすすめします。
 
まず第一に、「運動を取り入れること」です。
 
運動不足は細胞の老化を加速するというのは、複数の研究で科学的に証明されている事実です。
 
運動といってもアスリートのような激しい運動ではありません。
 
ウォーキングやジョギング、自転車こぎ、水泳などの軽~中程度の有酸素運動や筋トレが一番効果的だそうで、これらの運動では老化制御に欠かせない物質NAD(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)やサーチュイン(寿命や老化に関するタンパク質の一種)を増やすことができるとされています。
 
 
軽~中程度の運動でこれらの物質を活性化させれば、老化のスピードを遅らせることが可能とのこと。
 
肌も衰えない、筋力もつく、となれば運動するしかほかないですよね。
 
私はお風呂に入る前に必ず自転車こぎをすると決めて美肌づくりに励んでいます。
 
 
次に「生体リズムを整えること」。
 
生体リズムが整うとNADの量が昼間に高まり、サーチュインが活性化されるとのことです。
 
生体リズムを整えるコツは夜にあります。
 
夜の食事を軽めにすること、就寝前のブルーライトを避けること、よい睡眠をとること。
 
これらが老化のスピードを遅らせるようです。
 
疲れの取れにくさを感じるかたや、正しいスキンケアをしていてもあまり効果を感じられないかたは、夜の生体リズムを整えることが鍵のようです。

まとめ

 
いかがでしたでしょうか?
 
アンチエイジングがどのようなことを指すのかを見つめ直すきっかけになりましたか?
 
年を重ねてもずっと美しい肌でいたいかたへ。
 
また、これから美しい肌をつくりたいと思っているあなたに、毎日の美容の取り組みかたの参考となれば幸いです。

この記事を書いた人

秋月イキコ

臨床化粧療法士®
1997年に機械設計業で起業するが癌を患い8年で閉業。闘病しながら自身のアピアランス悩み解消のため様々な学問を学び2018年に臨床化粧療法士®資格を取得。アピアランス美容セラピストとしてアピラボ活動を開始。現在は肌悩み解消サロンの開業に向け準備中。アピアランスビューティDooR代表。

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