こんにちは、臨床化粧療法士®の河村しおりです。
突然ですが、皆さん、骨のケアしていますか?
実は、骨の老化とたるみには深い因果関係があります。
そして、その骨の老化は、いわゆる更年期にかけて、より進行する傾向にある言われています。
どこか耳を塞ぎたくなるようなお話しですが、正しい情報に向き合ってゆくことが、美しさへの近道だと思うので、今回はテーマにフォーカスしてゆきます。
よろしければ、お付き合いください。
更年期における骨の老化
アイホールに起こる変化
一般的に、骨は赤ちゃんから大人になるにつれて、成長し大きくなり、年齢を重ねると老化するというイメージをお持ちの方が多いと思います。
もちろんそれも正解でしょう。
しかし、
頭蓋骨が老化とともに変形する
という事実をご存じの方は少ないかもしれません。
眼窩(がんか)とよばれる頭蓋骨の目の穴(アイホール)。
実は、年齢とともに拡大する傾向にあるという研究結果があります。
加齢により骨が縮むためとされています。
いわば土台である骨の空洞が広がってしまうと、その上に乗る肌が物理的にたるむというのは、想像に難しくないですよね。
顔の土台となる骨のケア
女性ホルモンの値と関係が深いようです。
年齢にともない肌質や髪質にも変化がみられる場合が多いです。
鏡で見えるのは、肌の表面だけなので、どうしてもスキンケアでなんとかしようとしがちです。
しかし実は、土台である骨の変形が影響しているかもしれないという、なんとも恐ろしい話です。
目頭から頬にかけての大きなくまの線(いわゆるゴルゴ線)なども、眼窩面積拡大の典型的な現象のひとつだとか。
女性ホルモン値を補う対策
今は、女性ホルモンの値を補う方法が色々とあるようです。
婦人科や専門外来で相談してみるのも良いでしょう。
ここで私からお伝え出来るポイントとしては、骨の老化に関わらず、間違えたスキンケアが更なるたるみを促進してしまう恐れがあるということ。
しかし、これは逆に言えば、正しいスキンケアにより、見た目が若返える可能性が高いということです。
まとめ
こうして文章で書きだすと、やはりどこか恐怖を感じてしまいがちですが、私も現場では同類の改善ケースをいくつも目の当たりにしてきました。
今一度、一緒に、正しいスキンケアを心掛けましょう。
明日からは、鏡の見えかたも少し変わってくるかもしれません。
私は学会認定のメノポーズカウンセラーでもあります。
今後は、更年期にフォーカスした記事も少しずつ綴ってゆこうと思います。
【参考】