アピラボbyメーキャップラバーズ

シェービングを活用したお子様・中高校生のお肌ケア

こんにちは!臨床化粧療法士®で理容師の池脇はるみです。

 

神奈川県横浜市内で、産毛とスキンケアに特化した「シェービングエステ」の仕事をしています。

 

 

当店には

清潔感がある健やかな肌になりたい!

という方が男女を問わず幼稚園児から80代まで多数ご来店いただいてます。

 

 

これまでの接客対応の経験値から、今回は「シェービングを活用したお子様や中高生のお肌ケア」についてお伝えします。

 

子供から産毛やスキンケアについて相談をされることがあって…

 

という親御さんにもぜひお読みいただけると幸いです。

 

 

子供や中高生にシェービングは必要?

 

「シェービング」と聞くと、髭の生えている男性がやるものだと思われがちですよね。

 

子供は産毛がほとんどなので、男性の髭のようには目立ちませんが、年齢や場面によって目立つこともあります。

 

「産毛」という名前の通り赤ちゃんを守るために全身に生えていた産毛は、小中学生くらいの時期になると自然に抜けていくものも多く、全体的には目立たなくなっていきますが、額(おでこ)周辺にはその名残りがある場合も多く、眉間に生えている毛の密度によっては「眉毛がつながってしまう」というお悩みを持つお子様が多くいます。

 

毛の濃さや薄さは個人差が大きく、周りのお友達と比べて自分の毛の量が気になり、それが成長期のお子様にとっての悩みのひとつになることも。

お子様や中高生にシェービングが必要かどうかは人それぞれです。

 

施術を受けたいと願っているご本人が必要と思えば必要、本人が全く悩んでいない、気にしていないようならばシェービングデビューはもう少し先でもいいと思います。

 

親御さん自身が産毛が濃いことでで悩んだことがなかったとしても、お子様にはその悩みがあるというパターンは多々あり、

 

私はこんなに悩んでいるのに親が全然わかってくれない…

 

という相談を受けることもあります。

 

それでもサロンに連れてきてもらえたことで技術者に話をして共感された上で施術を受けて、心のモヤモヤも、気になる毛も両方スッキリして晴れやかな顔でお帰りになる小中学生に出会うたびに心身が健やかに整うための大切な仕事をしていると実感します。

 

お子様がもしも産毛やお肌のことで悩んでいたならば、そのお悩み解決の一つの候補としてシェービングの存在も頭の隅に置いていただけたら幸いです。

 

「眉の周辺」「鼻の下」「えりあし~背中」

 

これらパーツは特にお悩みが集中しやすい場所です。

 

そのお悩みをその日のうちに一度に解決できるのがシェービングですが大人の女性が定期的にエステやシェービングサロンに出向くような習慣をお子様にもというのは、付き添う親側の時間的、金銭的な負担も大きいので、「バレエやダンスの発表会前に」「卒業や進学のタイミングにご褒美として」「入学式前に」サロンを利用される方が多いようです。

 

シェービングの嬉しいスキンケア効果とは

 

①気になる毛が無くなる

 

日本人の産毛には髪の毛と同じように黒い色素が含まれているため。産毛を取り除くことで肌本来の色が現れて透明感が生まれます

 

気になる部分の毛だけでなくムラなくきれいに剃りたいときは、ぜひプロ(理容師)のお手入れをおすすめします。

 

一度プロの施術を受けると必要な毛と不要な毛のガイドラインが出来上がるので、ご家庭でのお手入れもやりやすくなります。

②ニキビの予防になる

 

ニキビは毛穴に皮脂がつまり、そこに雑菌が繁殖することで生じます。

 

雑菌を毛穴に導く毛をきれいに取り除くことでニキビができにくくなると言われています。

 

ニキビ治療薬などを塗布したい場合も邪魔な毛が無くなることで患部に直接薬が届いて治りやすくなります。

 

額にニキビができると前髪を下して隠したい気持ちは分かりますが、せめてお家では前髪を上げてお肌を清潔な環境にしておきましょう。

 

③スキンケアがしやすくなる

 

シェービングで不要な産毛がなくなると、よく洗えてよく潤うようになりスキンケアがしやすくなります。

 

スキンケアの基本は洗顔・保水・保湿です。

 

子供や中高生の場合、大人の肌のようにたっぷりの保湿や栄養クリームを塗布することは、油分を与えすぎてニキビの原因になる場合もあるので、洗顔と保水を中心に保湿はさらっと行います。

 

スキンケア用品の選び方に迷ったときは、CMやドラッグストアのポスターのモデルとして起用されている方の年齢に合わせて選ぶと、その世代にあった水分量の処方になっていることが多いようです。

 

メイクをした場合はクレンジングを行うこともお忘れなく。

 

気を付けたいタイミングと注意点

 

子供や中高生のお肌にとってもメリットが多いシェービングですが、サロンで施術を受ける時にもご家庭で親御さんがやってあげる時も気を付けておきたいタイミングがあります。

 

 

・生理前や生理中は避けること

・日焼け直後は避けること

・体調不良の時は避けること

・本人がシェービングすることを望んでいるか(重要)

 

そもそも、施術を受けるご本人が「シェービングをしたい」と思っているかどうかは大変重要です。

 

本人がやりたいと感じていればたとえ幼稚園生でもじっとして施術を受けることができますが、「親が気になるからシェービングさせてみる」というのは鋭い刃物や熱湯を扱うサロンでも、ご家庭であっても、大変危険でお子様にとっても心身に負担が大きいため、おすすめできません。

 

シェービングはあくまで「お子様からのリクエストがあってから」が、気を付けたい大事なタイミングです。

 

子供のシェービング施術はどこで受けられる?

 

シェービングは理容師国家資格が必要な技術です。

全国の理髪店・理容所登録されているシェービングサロンで施術を受けることができます。

 

「お住まいの地域名」「シェービング」

 

で検索をしてみて、担当技術者やサロンの雰囲気がわかるところを選ぶと安心です。

 

特にサロンのホームページや発信しているSNSに「キッズシェービング」や「中高生シェービング」がメニューにあるようであれば相談がしやすいでしょう。

 

おわりに

 

たかが産毛、されど産毛。

 

かつての自分の世代には感じなかったようなことも、お子様にとっては大きな悩みだったりもします。

 

私自身も小学生の息子が体毛のことで悩んでいることが分かった時は本当にびっくりしました。

 

シェービングを通してお悩みを持つお子様たちが心身ともに健やかな日々を送るお手伝いができたらと感じています。

 

どうぞお気軽にご相談ください。

 

 

【参考】

赤ちゃん肌に変わる「顔そり」スキンケア(マキノ出版)赤須玲子著

この記事を書いた人

池脇 はるみ

臨床化粧療法士®/理容師
神奈川県横浜市保土ヶ谷区の理髪店の一角でシェービングエステを主軸とする仕事に従事。サロンワークの他に横浜市子育てサポートシステム研修会、横浜市ろう支援学校親の会などで「かんたん眉メイク講座」を担当。「肌や眉やメイクの悩みを楽しみに」をテーマに日々活動中。

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