首のシワが目立つ!黒ずみの原因と針を使わない首のシワ対策3選
首のシワの種類と原因
首の皮膚の特徴として挙げられるのは、とても薄く乾燥しやすいということ。
乾燥していると、より小じわが目立ちやすくなるため、まさに負のスパイラルです。
年齢や生活習慣、ダイエットや病気の治療などの影響も受けやすく、顔と同じように、毎日のスキンケアがとても大切だということがわかりますね。
縦ジワと横ジワ
横ジワは、縦ジワよりも広い範囲で色素沈着を伴っているように見受けられます。
まるで年輪の様に刻まれてゆく横ジワ。
比較的体格の良い場合にも、目立ちやすい傾向にあります。
スマホ姿勢、合っていない枕や寝姿勢、連続する肩こりや、ストレッチ不足など、そのどれもが首を支える広頸筋などの筋肉のゆるみを招き、横ジワを助長します。
裏を返せば、それらに気を付けると予防改善できる可能性が高まるということです!
一方、年齢を重ねるごとに、男女問わず、七面鳥の様に目立つ縦ジワ。
どちらもタチが悪いですが、縦ジワに関しては、シワというよりも、加齢に伴って筋が目立つ状態になっているという説もあります。
もちろん首だけでなく、首周囲の皮膚がたるむことや、筋肉が縮むことが関係しています。
首のシワを目立たなくさせる方法3選
今回は、タイトルに、あえて「針を使わない」と書きました。
美容外科などでの症例紹介では、ボトックス注射やダーマペンによる施術を数週間~数か月おきに受ける方法をよく目にします。
正直、個人的にもとても魅力的。
ですし、一定の効果は見込める可能性は高いかと思います。
しかし、私が臨床化粧療法士®として、現場で患者さんにどんどんおすすめできるかと言われたら…
一概にYES!とは言いきれません。
一番の理由は、「一回で、一瞬で効果を体感できるものではないから。」
もちろん、金銭的な面も含めての判断です。
医療美容は一つの選択肢として、ご自身の責任のもと、専門の先生に相談されるのが良いと思います。
私も、たとえば、HIFU(ハイフ:高密度焦点式超音波)など、美容皮膚科医への相談を促す場合もあります。
首のシワ対策その1
メイクで隠す?
「首の皮膚は皮脂腺が少なく、乾燥しやすい」とはいえ、やはり、汗をかきやすい部位として挙げられますよね。
結論から言うと、
首のシワ対策その2
衣類で隠す?
お気づきの方も多いかもしれませんが、世代を絞って探してみると、洋服の広告も、化粧品みたいなPRやキャッチフレーズが目立ちます。
まさに、私が心惹かれる世代です(笑)
メイクのように手間をかけずに、悩みのある部位を一瞬で隠せてUVケアにもなる。
夏は薄手のストールなども重宝しますし、一つの良い選択肢かと思います。
首のシワ対策その3
毎日のデコルテケア
結局のところ、スキンケア。
やはりここに着地しますね。
顔にも頭皮にもボディーにも、共通の事が言えます。
「手のひら、指先は、紙やすりだと思ってね!」と、毎回しつこいほどにお伝えしているはずなのですが、なかなか伝わりにくいです。
乾いた皮膚で擦れたとたんに、シワ、黒ずみ、の直接の原因が生まれます。
それをあと何回繰り返しますか?
デコルテケアは顔よりも水分量も油分量も少なく、真皮層も薄いため、難易度が高めです。
専用のケアアイテムや化粧品も数多く販売されていますので、無理なく一緒に取り組んでみませんか?
同時に、寝具の見直し、無理の無いストレッチ、姿勢を気を付けたり、衣類を上手に活用してみましょう。
年齢に抗うことなく、年相応の美しさを、心地よく自然に受け入れ、楽しむこと。
私でよろしければ、いつでもお気軽にご相談ください。
資格講座の申し込み
「臨床化粧療法士®」になる為の資格講座やワークショップを随時開催しています。お化粧のちからで、より多くの方がいきいきと自分らしく活動できる社会を目指します。