神奈川県横浜市でシェービングエステのお仕事をしている、理容師で臨床化粧療法士Ⓡの池脇はるみです。

みなさんは「ヘアウイッグ」使ったことはありますか？

私は外出時に目的に合わせて、時々ウイッグを愛用しています。

ウイッグには大まかに2つのタイプがあります。

今回は、気軽におしゃれを楽しめる、①の「ピースウイッグ」について紹介したいと思います。

多種多様なピースウイッグの選び方

自分の髪の毛も活かしながら、簡単にボリュームや色や長さを足すことができるのがパーツウイッグの魅力です。

ヘアセットやヘアアレンジが苦手でも短時間で華やかにヘアスタイルが仕上がります。

ピースウイッグにもまざまな種類があります。

・前髪ウイッグ
・つむじウイッグ
・えりあしウイッグ
・シニヨンウイッグ

など、目的に合わせて選ぶことができます。

白髪が気になる世代に人気のピースウイッグ

白髪や頭頂部付近のボリュームが気になる世代には、トップ（頭頂部）に付けるピースウイッグが人気です。

サロンワークの中でもご相談をいただいたり、お試しいただいて購入に至るのも、多くがこのタイプです。

テレビCMでも良く見かけるので、より身近に、注目も集まっているようです。

このような場面にこのタイプのパーツウイッグは大活躍！

と、お喜びの声をいただいております。

自分に合ったウイッグの選び方

ピースウイッグは、自分の髪の毛に足して使用するものなので、カバー目的の場合は特に「自分の髪の毛の色や毛のくせに合ったもの」を選ぶことが重要です。

インターネットやドラッグストアでも気軽に手に入るようになってきましたが、可能であれば試着してみて装着のしかたなども理解したうえで購入されることが望ましいかと思います。

ウイッグの毛質はやっぱり人毛に限る？

ウイッグの毛質には人毛・人工毛・ミックス毛と3つの種類があります。

「人毛」はパーマやカラーが可能ですが、ブローなどのスタイリングが必要です。

「人工毛」と呼ばれるウイッグは化学繊維の毛でつくられたウイッグで、ポリエステルやアクリル、ナイロンなどの素材が使われています。

パーマやカラーはできませんが、価格も手頃でカラーも豊富、形状記憶になっているのでスタイルが崩れにくいのが特徴で、
低温であればアイロンでスタイリングすることが出来るものもあります。

そのふたつを組み合わせたものが「ミックス毛」となります。

どれが一番良いかは予算や使い方にもよるので一概には言えませんが、自髪を白髪染などでカラーリングをしている場合などは、色選びをしっかりすれば人工毛ウイッグでもしっかり自然に馴染んでいる印象です。

髪の毛になじませるためのコツ

いざという時に役に立つピースウイッグですが、「大切なお出かけ前にぶっつけ本番で！」というのはおすすめできません。

何度か付け方の練習をしてコツを掴むこと、ウイッグを付けたヘアスタイルをご自身が見慣れておくことも大切。

よりなじませるためには、すっぴんではなく、ある程度メイクもしておくと華やかになったヘアスタイルとのバランスが取れて馴染みやすくなります。

また、アクセサリーや髪飾り、帽子などの小物を使うことで、視線が分散されてトータルでのおしゃれな雰囲気になります。

さいごに

一経験者として言える事は、ウイッグはとにかく「習うより慣れろ」です。

初めのうちは、「恥ずかしい、ぎこちない」などの感覚があるかもしせませんが、いったん慣れてしまえば、時間がない時にもさっとヘアスタイルが決まり、頼りになる心強いアイテムでもあります。

ピースウイッグは酷暑の夏でも蒸れにくいのでおすすめ。

そして、冬は特にウイッグのチャレンジがしやすい時期です。

新年会やパーティなどの冬の楽しいイベントにウイッグを活用してみてはいかがでしょうか？

当店では 臨床化粧療法士®がお客様の目的や生活スタイル、なりたい見た目や予算なども伺ったうえで、ウィッグ選びのサポートを行なっております。

お気軽にご相談ください。