アピラボbyメーキャップラバーズ

暮らしの保健室の化粧外来にて、ウィッグカットのご予約対応が可能です。

私は普段、美容師としてサロンワークの他に、臨床化粧療法士®として活動をしています。

 

この日は、川崎にある暮らしの保健室にて、患者様よりウィッグカットのご予約が2件あり、久しぶりにお伺いました。

 

ここ数年、コロナ禍でなかなか参加する事の出来なかった暮らしの保健室。

 

コロナ前は、埼玉県の大宮から神奈川県の川崎まで、月に一度の小旅行が楽しみでした。

 

せっかくの機会なので、化粧外来のご紹介を兼ねて、久しぶりに携わらせていただいて感じたことなど、活動報告として綴ってゆきたいと思います。

 

化粧外来ってなに?どんなところ?

 
 
暮らしの保健室の化粧外来では、臨床化粧療法士®がアピアランス(外見)ケアの専門資格者として、皆さまのご相談に対応しています。
 
川崎市で展開する暮らしの保健室(プラスケア)は、川崎市立井田病院、腫瘍内科の西智弘医師率いる一般社団法人プラスケアにより2017年4月に立ち上げられました。
 
化粧外来は設立当初より、毎月一度の開催で、主に、治療中、治療後の見た目の変化に関するお困りごとを解決するためのお手伝いを続けています。

病気じゃないけど行ってもいいの?

 
もちろんです。
 
化粧外来では、ちょっとしたことから、年齢的な美容のお悩み、病気を抱えての困りごとまで、ふらっと立ち寄り、医療者や専門家とお隣さん感覚で対話が出来る環境づくりを心がけています。
 
どなた様も、安心して、お越しいただければと思います。
 

化粧外来の詳細や予約方法は?

 
化粧外来の詳細や予約方法は、以下のリンクよりご確認いただけます。
 
化粧外来では、老若男女・疾病の有無を問わず、皆さまの美容整容をサポートいたします。
 
はじめての方のお問合せも大歓迎です。

暮らしの保健室にてウィッグカットを実施

 

患者様の声と施術を終えての感想

 

今回、私が最初に感じた事は、

ウィッグをお持ちの方って凄く前向きだったんだ!

という事。

 

コロナ禍では外出も制限され、ウィッグではなく、ケア帽子などで過ごす方も多くて、美容室でもウィッグを希望する方が減っていたので、忘れていた感覚でした。

 

今回、担当させていただいた方は、「抗がん剤治療で体力が落ちると、副作用によるダメージも大きい」と聞いて、ピラティスに通っているとおっしゃっていました。

 

体力維持のためとは言えど、個人的にピラティスはヨガよりも負荷が大きいイメージがあるので、凄い行動力だと思いました。

ピラティスの最中にウィッグがズレないか心配で…

とおっしゃっていました。

 

着脱の時にインナーキャップがズレやすくて、その姿を誰にも見られたくないとのこと。

 

頭のサイズが小さく、ウィッグがズレやすいようで苦戦しておられました。

 

インナーキャップの接触面にシリコンは付いているものの、もっとズレにくいように出来ないものか…。

 

ひとつの案としては、あらかじめウィッグにインナーキャップをしっかりセットしておくことです。

 

インナーキャップごとウィッグを着用するイメージですね。

 

もちろん、インナーキャップとウィッグのサイズは重要です。

 

サイズが合っていて、インナーキャップとウィッグがしっかりセットされていれば、もっと快適に過ごせるはずです。

ウィッグが不自然に見える理由

 

今回カットさせていただいたウィッグは、ご本人が着用すると、いずれも顔周りが重く不自然に見えてしまいます。

 

頭が小さいこともあり、余計にそう感じやすかったのかもしれません。

 

軽めに、レイヤーも入れて、最大限自然に見えるように心掛けながらカットをしました。

 

顔周りが軽くなるだけで、ガラリと印象が変わります。

 

ご本人も嬉しそう♪

 

ウィッグでお困りの方のために、身近で気軽にお願い出来る美容室がもっと増えてゆくといいですね。

 

せっかくのウィッグだから、今までしてこなかったミディアムレイヤーにも挑戦してみたい!

 

ぜひ、やってみましょう!

 

ということで、カットを施してみると、さらに似合うことが分かり、ウィッグのまま過ごしていただけました。

挑戦したいけど失敗したくないウィッグ選び

 

ウィッグだからこそ、思い切って願いを叶えてみるというのも良いと思いますが、比較的高価なものなので、医療用ウィッグにこだわらずに、ファッションウィッグなど広い視野で検討するのも良いと思います。

 

化粧外来をメインで担当されている臨床化粧療法士®の河村さんの記事も参考になります。

 

ウィッグ選びが難しい本当の理由

さいごに

 

「なるべくお金をかけずに」、というがみんなの願いのずなのに、実際に、私のお店で取り扱っている医療用ウィッグをひとつ例に挙げても、以前は8万円だったものが、今は15万円に値上がりしてしまっています。

 

倍近くの値上がりです。

治療されてる方や、ウィッグを必要とする方にとって、もっと優しい社会でも良くないですか?

と、つい思ってしまいますよね…。

 

患者さんの置かれている状況や、とりまく環境などにも左右されがちかと思いますが、私はこれからも、与えられた機会を大切にお一人お一人に向き合ってゆきたいと思います。

 

この記事を書いた人

守屋 怜

臨床化粧療法士®/美容師
美容師として25年勤務。カットカラー、パーマ、着付、ヘアセット、メイクを担当。訪問美容で小児麻痺のお客様や歩行困難となったご高齢のお客様のカットも担当。ある免疫系疾患のお客様の社会復帰にお役立ちしたいと考えている最中、臨床化粧療法士®︎資格の存在を知り、2018年に資格取得。お店のメニューにもスキンケアカウンセリングを加え、より幅広くお客様ニーズに対応している。

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