【解説】やはり皮膚トラブルにはスキンケアが密に関係していた!
マスク時代の昨今、皮膚トラブルにも特徴が出てきています。
そこで今回は、そんな皮膚トラブルの現状から対処方法までを見ていきたいと思います。
最近の皮膚トラブル事情についてスキンケアとの関係性について、アンケート調査が実施されていたのでご紹介します。
すぐに情報が手に入る現在、沢山の情報から、“自分に合った化粧品や対処法を選ぶコツ”をしっかり身につけましょう。
皮膚トラブルとは
そもそもどのような刺激で起こるのでしょうか?
大きく2つの要素があると言われています。
①外からの刺激
物理的刺激(日光、温熱、寒冷、乾燥など)、化学的刺激(化粧品、洗剤、薬物など)、アレルゲン(金属、花粉、ハウスダスト、植物、昆虫など)
②内面的な要素
乾燥肌、皮脂分泌・発汗異常などの皮膚の異常や、アレルギー体質(アトピー素因など)、内臓疾患などの全身的異常。
皮膚トラブルの現状について
わかりやすい調査の結果が記事にありましたので、こちらで説明していきます。
“皮膚科医に聞いた「皮膚トラブルに関するアンケート調査」
皮膚科医76%が「コロナ禍でマスクによる皮膚トラブル受診者が増えた」と回答~化粧品による皮膚トラブルで原因と思われる1位が「肌に合っていない」(84.4%)~“
調査結果では、
7割以上の皮膚科医が、コロナ禍でマスク着用による皮膚トラブルを訴える患者数が増えたと回答。
コロナ禍以降、マスクによる肌トラブルに悩む人が増加していることが明らかになっています。
マスクによる皮膚トラブルの症状
マスク着用が原因と思われる皮膚トラブルを訴える患者の症状は「ニキビ」(85%) 「赤み」(82%) 「かゆみ」(70%)が多数。
さらに「かぶれ」(66%)「湿疹」(63%)「アトピーの発症・悪化」(57%)など、皮膚トラブルは多岐にわたっていることが判明しました。
皮膚科医のアドバイス
マスクによる皮膚トラブルに対して、9割の皮膚科医が患者に対して何らかのスキンケアに関するアドバイスを行っています。
この結果、意外ですか?それとも想像通りでしたか?
薬の使用方法やマスクの素材の話が優先されるかと思いきや、スキンケアという言葉が出てきました。
スキンケアの指導
具体的な内容としては、「保湿のスキンケアの方法を指導する」(69%)「使用している保湿のスキンケア製品を見直す」(40%)といった回答が上位に示されています。
化粧品のトラブル
化粧品が原因で皮膚トラブルを起こしていると思われる患者が「いる」と回答した皮膚科医は9割にものぼり、考えられる原因として最も多かった回答が「お肌に合っていないスキンケア製品を使っている」(84.4%)と示されています。
まとめ
この記事から、マスク着用の影響による皮膚トラブルが深刻化していることや、正しいスキンケアが求められていることなどがわかりました。
SNSで情報が簡単に手に入る時代ですが、当然、あなたの肌と私の肌は違います。
有名人や友人が使ってよかった化粧品が、自分の肌には合わなかったという経験があるのではないでしょうか?
まずは自分の肌を知ることから始め、あなたに合った化粧品や正しいスキンケアの方法を身に着けてゆくことを願います。
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