アピラボbyメーキャップラバーズ

臨床化粧療法士®が推奨する日焼け止めの選び方

日焼け止めってどれを選んだらいいですか?

 

夏真っ盛りの紫外線が気になる季節。

 

毎年のように尋ねられるこの質問ですが、皆さん紫外線対策は万全ですか?

 

毎年、メーカー各社より新商品がリリースされ、その形状や成分も少しずつアップデートしています。

 

SNSではインフルエンサーさんによる商品の比較検証動画や、参考になるレビューなどを目にすることも多いか思います。

 

情報過多の時代です、広告等に振り回されずに、まずは紫外線がなぜ肌に良くないのか、そして、自分のライフスタイルや肌に合ったUV対策はどのようなものかを確認することが大切です。

 

もしかすると、「似たような記事をもう読んだことがある」という方もいらっしゃるかも知れませんが、ぜひ、何度でも一緒におさらいをしてゆきましょう。

 

紫外線のメカニズムとUV化粧品

 

実は紫外線は一年中降り注いでいます。

 

光老化といって、シミしわたるみの8割が紫外線によるものというデータもあります。

 

光老化について、有名なトラック運転手の画像があります。

 

一般社団法人日本臨床化粧療法士協会顧問の日景聡子先生のコラムより、以下画像をお借りします。

 

引用:さとこ皮膚科・美容クリニック

よく見るSPF、PAとは?

 

最も注意したいのが、浴びていても熱さの体感が無いUV-A波

 

知らぬ間に、肌の真皮層を脅かし、しわやたるみの原因になっている可能性が高いです。

 

これを防ぐ効果の目安が、PA+の表記です。

 

+マークは4つが最高レベル。

 

おなじみのSPFは、主にしみの原因となるUV-Bの防御効果を示します。

 

市販品では30~50が多いです。

 

皆さんご存じのとおり、SPFとは「Sun Protection Factor」の略で、肌がじりじりと焼けるように感じるUV-B波を防ぐ指標として使われ、その効果持続時間を示します。

 

 

計算式は1SPF=20分

SPF30と表記された日焼け止めの場合

30×20分=600分

=10時間となります。

 

 

つまり、

 

買い物程度の外出、日常生活では30で十分ともいえます。

 

SPF、PA、どちらも防御効果の高いものを選びたくなるのは当然。

 

しかし、同時に紫外線吸収剤の配合比が高くなり、肌への刺激も強くなる傾向にあるため、使い方に気を付けたいところです。

 

引用:三洋薬品HBC本店

 

日中、外にいる時間が長い方には、スプレータイプの日焼け止め化粧品をこまめに使用することをおすすめします。

 

塗布する必要が無いので、頭皮や全身に手軽に使用できます。

 

汗をかいたら布で優しくふき取り、つけ直しましょう。

 

汗や日焼け止め成分に肌が負けてかぶれてしまうという方は、なるべく低刺激の日焼け止め化粧品を選び、つばの広い帽子やサングラスなどで物理的に紫外線から身を守るようにします。

 

特に気を付けたいのは、服を着ない頭頂部、おでこ、瞳、頬、首の後ろ、手足です。

もしも日に焼けてしまったら…?

 

うっかり!気が付くと、首の後ろや手の甲などが真っ赤!

 

いくら気を付けていても、うっかり!ということもありますよね。

 

日焼けは一種のやけどです。

 

やけど同様、重度の場合はいち早く医療機関を受診しましょう。

 

日常のスキンケアでは、日焼け後の肌をケアするローションタイプの化粧水などを冷蔵庫で冷やして使うのも良いでしょう。

 

医療機関へ行くほどではないものの、焼けるような痛みを感じる場合は、患部をワセリンで保護すると、効果的です。

 

刺激を避け、保水と保湿を念入りに、乾燥させないことです。

 

最低でも5日間~1週間は、患部の集中スキンケアを心掛けたいところです。

最強の紫外線対策

 

抗がん剤治療中の患者さんと対峙する機会が多い私ですが、「治療中は、UV化粧品の刺激が強くて、、、」という声をしばしば耳にします。

 

やはりUV化粧品にはそれなりのダメージが伴いますよ、ということなのでしょう。

 

かくいう、私自身が日光過敏症なのですが、最も安心で効果が高いUV対策は、日傘、帽子、サングラスなどによる物理的な対策です。

 

そして、これは、老若男女問わずです!

 

 

 

 

中でも、どれか一つ!と言われれば、ずばりサングラスです。

 

紫外線対策では、瞳を守ることが大切とされています。

 

ビーチ、バーベキュー、ガーデニングなどで日傘はそぐわないと思いますが、サングラスなら、割と自然に身に着けられられるかも知れません。

 

日常生活でも、色なし&度なしのUVレンズのメガネなどが市販されていますので、おすすめです。

まとめ

 

商品アイテム数もとても多いですし、それに伴い、情報量も膨大で、最適解が見つからず、右往左往しているうちに夏が終わるというパターンには、個人的に共感出来ます(笑)

 

ですが、正しい知識で、それぞれのライフスタイルと肌の状態に合わせた日焼け止め対策を心掛けましょう。

 

最後に、真夏はUV-B波を感じやすいので、おのずと、「日焼け対策しなきゃー!」と思えますが、実は、体感の無いUV-A波と共に、一年中降り注いでいることをお忘れなく。

 

ほんの少しの意識と、無理の無い範囲でも、効果は望めるかと思います。

 

自分に合った日焼け止め、紫外線対策を見つけられますように!

 

参考

さとこ皮膚科・美容クリニック コラムサイト

三洋薬品HBCネット

 

この記事を書いた人

河村 しおり

臨床化粧療法士®
2002年指定難病SLE発病。一時寝たきりになるものの、長きに渡る闘病とリハビリの末、お化粧のちからにより社会復帰を果たす。2012年より理美容総合卸売業を経て、2017年4月、一般社団法人日本臨床化粧療法士協会を設立。学術研究に基づいたアピアランスケアの考え方を提唱。

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