アピラボbyメーキャップラバーズ

妊娠中のスキンケア記録「妊娠後期」と振り返り

こんにちは、臨床化粧療法士®で理学療法士の甲斐陽子です。

 

前回の記事をお読みいただいた皆さま、ありがとうございます。

 

私の妊娠中のスキンケア「妊娠初期~中期の記録」

 

前回に引き続き、今回は妊娠後期のスキンケアや体調についての記録をさせていただきたいと思います。

 

妊娠後期

 

妊娠後期の体調の変化

 

妊娠初期ほどの悪阻ではありませんが、妊娠8ヶ月頃からいわゆる後期悪阻が始まりました。

 

お腹が大きくなることで胃が圧迫され、食前食後に関係なく、胸やけや胃酸が逆流するなどの消化器症状に苦しむ日々。

 

中期に比べて食事摂取量は減り、脂ものは食べられても少量程度に(今までどれだけ食べていた)

 

 

浮腫、足の攣り

 

着圧ソックスや毎晩のストレッチで対策をしても、脚だけでなく全身が浮腫みやすくなりました。

 

毎日、「昨日ラーメン食べたっけ?」と振り返るほど。

 

 

シミが増える

 

 

妊娠中は女性ホルモンの影響でメラニンが増え、肌や毛の色素が濃くなると言われていますが、まさに私もシミができやすくなりました。

 

妊娠前に比べて代謝が上がり汗をかきやすく、日焼け止めが落ちやすかったり、暑くてアームカバーの着用を怠ったり

 

反省すべき点もいくつかありますが、全体的に顔や腕のシミが増えたと実感しました。

 

 

シミ以外の肌悩みは意外と少なめ

 

シミには悩みつつも、妊娠中期以降は肌の調子は比較的良く、肌荒れに悩むことが減りました。

 

時折新しいスキンケアにも手を出しましたが、刺激になりそうな成分やアイテムは引き続き控えるようにしていました。

 

 

毛が濃くなった?!

 

シミと同様に、ホルモンの影響で毛が濃くなったと実感しました。

 

かと言って頻繁にシェーバーを使用すると肌が荒れてしまうため、使用は必要最低限にしていました。

 

 

姿勢の変化、あちこち痛い…

 

どんどん大きくなるお腹で姿勢が変化し、腰が痛くなったり、骨盤がポキポキ鳴ったり。

 

ストレッチをして一時的に改善しても、根本的には変わりないので、結局はただただ耐えるのみでした。

 

 

運動時の息切れ、運動量の低下

 

お腹が大きくなり体重も増え、体内の血液量が増えたことで相対的に貧血になっていることもあってか、少し動くだけでも息切れしやすくなるように。

 

活動量の低下により筋肉量も減り、余計に息切れしやすくなったと感じていました。

妊娠後期に気をつけていたポイント

 

上記の他にも、頻尿、眠気、夜間不眠、等多くのマイナートラブルはありましたが、日常生活上で私なりに気をつけていたポイントは以下の通りです。

 

 

分食して栄養を意識

 

胸やけなどの症状の影響で「食べたいのに食べたら気持ち悪くなる」という葛藤の日々でしたが、分食をして食事量を補っていました。

 

また、妊娠中期から引き続き、可能な範囲で栄養バランスを意識していました。

 

 

諦めずに日焼け対策

 

これに尽きますが、とにかくUVケアは怠らないように。

 

新作の日焼け止めを試してみたり、新しい帽子を買ったりと、自分なりにモチベーションを上げつつ、楽しみながら行っていました。

 

 

こまめに水分補給

 

普段以上に汗をかきやすくなり、トイレも近くなったので、こまめな水分補給を心がけていました。

 

妊娠後期に入ってからは、なぜか冷たくて薄い麦茶しか受け付けなくなってしまったため、身体を冷やしてしまう懸念はありましたが

 

飲まないよりマシ!と自分に言い聞かせていました。

 

 

運動習慣を作る

 

 

産休入りしてからは、通勤や仕事による活動量が減り、運動不足を危惧していたため、産休翌日から毎日外出やウォーキングをするように意識していました。

 

雨の日や気分が上がらない日はYouTubeでヨガや有酸素運動をしていました。

 

それでも1日の運動量は減り、歩くスピードもゆっくりでしたが、決して無理はせず、自分のペースで可能な範囲で行っていました。

 

 

今のうちにゆっくりスキンケアタイムを

 

1人時間を楽しめるのも今のうちと思い、ゆっくりスキンケアの時間を楽しんでいました。

 

その一方で、産後の生活を想像しながら、忙しい中での時短アイテム(オールインワンゲルなど)や、ホルモンバランスや疲れ・ストレス等で必ず起こるであろう肌荒れにどう対処するか、気になるアイテムを探したりしていました。

 

妊娠期間を振り返って

 
 

この記事を投稿している現在は、既に産後4ヶ月が経過していますが、妊娠期間の記録を振り返ると、4ヶ月前まで自分自身に起こっていた変化が信じられないという気持ちと(日々の育児で最早遠い昔のよう…)、女性の身体の神秘さ・素晴らしさを改めて感じています。

 

一方で、私にとって妊娠中は今までで1番自分の外見を気にした10ヶ月間だったかもしれません。

 

体重が増えお腹が大きくなり、全体的にふっくらとした体型になったり、シミが増えたり…

 

日々の様々な変化に戸惑うこともありました。

「妊娠中にしか味わえない今だけ」

「お腹の赤ちゃんが第一だから」

頭の中では十分に分かっていながらも、妊娠を経験する女性の多くが、私のように多少なりとも驚いたり落ち込んだりするのではないでしょうか

 

私はそんな時、自分の心や身体を癒してくれるスキンケアアイテムや、外出が楽しくなるような日焼け対策アイテムなどに救われたと感じています。

 

「妊娠期間を楽しもう」言葉では簡単ですが、妊娠期間中は誰しもが不安になることが多いと思います(実際私自身も様々なトラブルがありずっっっと不安でした)。

 

一人一人状況は異なりますが、この投稿が少しでも妊娠中の参考になれば幸いです。

この記事を書いた人

甲斐 陽子

臨床化粧療法士®︎/理学療法士
2017年より総合病院にて理学療法士として勤め、がん・整形外科・脳血管疾患などの幅広い疾患に対するリハビリテーションに従事。がん患者の容姿の悩みを聞くうちに、スキンケアについての正しい知識を身につけたいと考え、2021年に臨床化粧療法士®︎資格を取得。日々の臨床での患者との関わり方に活かしている。

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