アピラボbyメーキャップラバーズ

臨床化粧療法って?得られる効果やメリットを紹介

臨床化粧療法?普通の化粧と違うんですか?

 

こんにちは、臨床化粧療法士®︎の渡邊明日香です。

 

こうしてさらっと「臨床化粧療法士®︎」と名乗っていますが、みなさんはこれまで臨床化粧療法士®︎に出逢ったことはありますか?

 

どんなことをしているのか、なんとなく想像はつくでしょうか?

 

臨床化粧療法って、一体なんなのでしょうか?

 

 

そもそも化粧ってなんだろう?

 

臨床化粧療法に触れる前に、そもそも化粧ってなんなのか少し考えてみたいと思います。

 

なぜ、なんのために、わたし達は化粧をしているのでしょうか。

 

化粧という行為そのものについてはみなさん既にご存知かとおもいますので、あれを塗ってこれを塗って、なんて方法論はここではお話しません。

 

あくまでもわたしが問いたいのは、化粧の目的はなんなのかということです。

 

例えばここに、コップがひとつあるとします。

 

中はあなたの好きな飲み物でひたひたに満たされていて、あなたは嬉しい気持ちがします。

 

この状態を、外見に不安や不満がなく、身だしなみについて誰にも口出しされることもない心穏やかな状態としましょう。

 

数字にするなら100の状態でしょうか。

 

この時、化粧をするという行為は必然的に100を110,120,130と更に良い状態にするために使われます。

 

飲み物を入れるコップが好きな色だったり、好きな絵柄が描かれていたりすると、誰かが選んだ一般的な透明なコップに入っていた時よりも、よりあなたらしく、より嬉しい気持ちで飲み物を飲むことが出来ますよね。

 

 

どんな色でも構いません。

どんな絵柄でも構いません。

後から変えても追加しても構いません。

 

 

あなたが自由に選べるこの状態こそ、わたし達が普段行っている化粧の目的が存分に達成される場面だと考えます。

 

もちろん、みんながいつも100の状態で過ごせているとは思っていません。

 

ただ、多くの人が100に近いところを行ったり来たりしながらも、好きなブランドの化粧品を買い、好きな色の化粧品を塗り、なるべく納得のいく外見で日々を過ごしていると思います。

 

そうやって行われているのが100を110,120,130へとパワーアップさせる一般的な化粧なのです。

 

 

臨床化粧療法ってなんだろう?

 

 

では、臨床化粧療法は一般的な化粧となにが違うのでしょうか。

 

仮に同じ化粧品を使って、同じ手順で化粧をしたとしても、臨床化粧療法との目的の違いを明確にする基準があります。

 

それは、なんらかの理由でコップの中の飲み物が100から減らされてしまった状態であるということ。

 

 

歳をとったから。

病気になったから。

怪我をしたから。

不細工と言われたから。

 

 

理由はなんであれ、コップにヒビが入ったりかけてしまったりしている状態です。

 

このままでは、100あるはずの飲み物が70,50,30とどんどん少なくなってしまいます。

 

ここで登場するのが臨床化粧療法です。

 

臨床化粧療法が行うのは、コップの装飾ではありません。

 

ヒビやかけた部分をなるべくなだらかに、元あった状態に近づけることです。

 

ただし、残念ながらヒビやかけた部分は何もなかったように元には戻りません。

 

だからこそ、わたし達が”化粧を提供する”のではなく”化粧を身につけてもらう”ことを大切にしています。

 

70,50,30と中身が減り続けるのを食い止め、また自分で中身を注げるようにお手伝いすること。

 

それが、わたしのような臨床化粧療法士®が生業にしている化粧なのです。

 

 

答えはいつもあなたの中に。

 

ここまで化粧と臨床化粧療法とはなんなのか、わたしなりの考えをお伝えしてきました。

 

けれど大切にしたいなと思うのは、これが唯一絶対の答えではないということ。

 

あなたにはあなたの、わたしにはわたしの。

 

これまでの、今日の、これからの。

 

それぞれの化粧があって良いと思っています。

 

それだけ化粧は多様であるからこそ、わたし達は一人ひとりに合わせた個別の対応を行なっています。

 

もし「これさえ出来れば」なんて方法論があるなら臨床化粧療法士®︎は必要ありません。

 

なんらかの形で情報を収集し、自分で実践すれば良いのですから。

 

わたしは今日も、ツギハギだらけのコップと共に生きています。

 

もしなにか、困ったり悩んだり苦しかったりした時は、気軽にお声がけください。

 

わたしが一緒に困って悩んで苦しんで、化粧の力が最大限発揮できる方法を考え抜きます。

この記事を書いた人

渡邊 明日香

臨床化粧療法士®/社会福祉士/精神保健福祉士
関西学院大学人間福祉学部社会学科卒。在学中より福祉・医療施設にてメイクやセラピーの提供を開始、これまで約400人の高齢者・障がい者と美容を楽しむ。2019年より湯灌師として約1000人の最期の身支度に携わり、エンゼルメイクの講師業にも精力的に取り組んでいる。

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